- スニーカーの抽選ってどのぐらいの確率で当たるの?
- 複数店舗に抽選を申し込んでも大丈夫?
- 当選率を上げる方法はあるの?
この記事ではそんな疑問にお答えしていきます。
目次
2022年スニーカー抽選の結果はどうだったのか?
昨今のスニーカーブームもあり人気スニーカーの事前抽選販売は世界共通になりつつある
一時期よりブームは落ち着いてきたと言われるものの人気スニーカーが入手困難なのは相変わらずだ
今回は筆者が2022年にスニーカー抽選に申し込んだ結果が具体的に確率としてどのぐらいだったのかを共有しつつ、スニーカーの当選率について個人的見解をまとめてみたので参考にしてほしい
先に言っておくとマジで当たらないからな・・・
2022年に抽選エントリーしたスニーカーと当選確率
早速ですが2022年に抽選エントリーしたモデルは以下の通り全部で16モデル
尚前提として筆者の申込サイズは大体25.5〜26cm(ニューバランスは24.5〜25cm)である
NO | ブランド | モデル名 | 発売月 |
---|---|---|---|
1 | ナイキ | GPS(スタジオカラー) | 2022年6月(再販:8月、12月) |
2 | ナイキ | GPS(ダークサルファー) | 2022年9月 |
3 | ニューバランス | 990v3(テディサントスGrey) | 2022年10月 |
4 | ニューバランス | 990v2(テディサントスGrey) | 2022年10月 |
5 | ニューバランス | 990v6 | 2022年11月 |
6 | ナイキ | AJ1シカゴ | 2022年11月 |
7 | ナイキ | ターミネーター(ジョージタウン) | 2022年11月 |
8 | ナイキ | AJ4アママニエール | 2022年12月 |
9 | ナイキ | サカイコルテッツ | 2022年12月 |
10 | ナイキ | トラヴィスAJ1ブラックファントム | 2022年12月 |
11 | ナイキ | HUF SBダンクNY | 2022年12月 |
12 | ナイキ | HUF SBダンクLA | 2022年12月 |
13 | ナイキ | NOCTA AF1 | 2022年12月 |
14 | ナイキ | SBダンクEbay | 2022年12月 |
15 | ナイキ | AJ2シカゴ | 2022年12月 |
16 | ニューバランス | 990v2(サレへベンバリーコラボ) | 2022年12月 |
ドレコスニーカーなんて持っていないので原則Web抽選での参戦である
この中で見事当選してゴッテム出来たスニーカーは・・・
NO | ブランド | モデル名 | 発売月 |
---|---|---|---|
1 | ナイキ | GPS(スタジオカラー) | 2022年6月(再販:8月、12月) |
2 | ナイキ | GPS(ダークサルファー) | 2022年9月 |
3 | ニューバランス | 990v3(テディサントスGrey) | 2022年10月 |
4 | ニューバランス | 990v2(テディサントスGrey) | 2022年10月 |
5 | ニューバランス | 990v6 | 2022年11月 |
6 | ナイキ | AJ1シカゴ | 2022年11月 |
7 | ナイキ | ターミネーター(ジョージタウン) | 2022年11月 |
8 | ナイキ | AJ4アママニエール | 2022年12月 |
9 | ナイキ | サカイコルテッツ | 2022年12月 |
10 | ナイキ | トラヴィスAJ1ブラックファントム | 2022年12月 |
11 | ナイキ | HUF SBダンクNY | 2022年12月 |
12 | ナイキ | HUF SBダンクLA | 2022年12月 |
13 | ナイキ | NOCTA AF1 | 2022年12月 |
14 | ナイキ | SBダンクEbay | 2022年12月 |
15 | ナイキ | AJ2シカゴ | 2022年12月 |
16 | ニューバランス | 990v2(サレへベンバリーコラボ) | 2022年12月 |
2モデル / 16モデル
すなわち当選率10.25%
ちなみにナイキだけでみると7.6%
ニューバランスだけみると25%という結果となった(NBは母数が少ないので参考程度)
皆さんこの数字を見てどう思っただろうか?
「そんなに当たらないの?」と思った方もいれば「思ったよりは当たるんだね」と思う方もいるだろう
これはあくまで筆者が単純に申し込んだスニーカーのモデル数に対して当たった足数であり、この数字だけで一概に当選率は語れないものの先ずは一つの実績として捉えて頂ければと思う
3回に1回ぐらいは当たるのかと思ってた・・・
上記の結果をもう少し細かく紐解いてみよう
ナイキの当選率
今回ニューバランスはサンプル数が少ないのでナイキに焦点を絞ってみていきたいと思う
前述の通り昨年、単純に希望に対して当たったスニーカーはアママニエールAJ4の1足だけである
この唯一の当選はナイキ公式のSNKRSであった
抽選応募はSNKRSだけに申し込んでるの?
いやいや、ガンガン複数店舗に抽選してこの結果だよ・・・
複数店舗への抽選応募ってどうなの?
「複数応募して大丈夫だろうか・・・?」「複数当たって手元に同じスニーカーが沢山来たらどうしよう・・・?」
こんな声を時折ネット上やSNSで見かける
結論から言うと複数店舗抽選はケースバイケースで検討すべきだが、
明らかに競争率が高そうなモデルは迷わず複数店舗(というか総当たり)で抽選を申し込むべき
筆者はSNKRS以外でもアトモスやKITH、SNSといった各スニーカーショップのWeb抽選にも当然ながら応募している
何ならどうしても欲しいモデルは海外ECサイト(転送サービスを使用しないと購入できないショップも)含め片っ端から応募している
先の応募リストの中で言うとAJ1シカゴやトラヴィスがそんな感じだが、結果としてこの2モデルは全て落選している
参考までにAJ1シカゴは11箇所、トラヴィスは16箇所応募しての全落ちである
それぐらいの人気モデルであれば、そりゃそうそう当たらないんじゃないの?
確かに上記2モデルは2022年を代表する人気スニーカーだが、それより人気が劣るであろうターミネーター(ジョージタウン)やAJ2シカゴも国内抽選可能なところは片っ端から申し込んだものの全落ちという結果であった・・・
このことから所謂人気スニーカー、レアスニーカーと呼ばれる注目度の高いモデルが複数当選する可能性はほぼゼロだと思っていいだろう
当選確率について考える
約半年で10モデル以上挑戦し、更にリリースの度に10箇所以上申し込んで一足しか当たらないとするとほぼ宝くじみたいな確率じゃないかと思う方もいるだろう
しかし実際はそこまでではないと筆者は考えている。これはどういうことか?
そもそもスニーカーの当選確率をシンプルに考えると「足数(在庫数)に対する抽選申込数」ということになる
前述の通り人気モデルであれば複数店舗への抽選申し込みは当たり前なので、各店における抽選申し込み数は国内であれば多少の差はあれどほぼ似たような申込数になることが予想される
そうなると重要なのは各店の足数(在庫数)である
オフィシャルに公表されているわけではないが国内で最も足数が多い販路はSNKRSだろう(コラボモデルでSNKRSの数が他の販路より少ないというパターンもあるがそれはどちらかといえばレアケースである)
一方で各小売店の足数(在庫数)はSNKRSと比べて極端に少ないと思われる(あくまで筆者の個人的な見解だが各サイズ数点ずつなんてのはザラではなかろうか)
例えばSNKRSで5000足在庫があるとして5万人が応募するとしよう、当選確率は10%である
一方アトモスでは500足在庫があるとして応募するのは4万人だとする、当選確率は1.25%である
上記はあくまで筆者の勝手な仮定に基づく数字であり、実際のところもう少しマシな確率かもしれない
しかしレアスニーカーがアトモスやKITHでほぼ当たらないと言われる理由は多分こういうことであると個人的に考えている
つまり単純に複数店舗応募すれば当選確率が倍々で増えるかというとそういうわけではなく、10%が11%ぐらいなると思っておくのが精神衛生上も良いだろう
勿論モデルによっては複数当選した以下のような悲鳴も見掛けるので、何箇所応募するかは自己責任で見極めが必要となる
なんとか少しでも当選率を上げる方法はないのかなあ?
当選率を上げる方法はあるのか?
結論から言うと劇的に当選率が上がるような裏技はない
しかし確実に確率を上げられる方法はいくつかある
当選率を上げる方法その1 店頭抽選にも参加する
店頭抽選にも参加する
これが最も効果的に当選率を上げる方法である
Web抽選は足数も多いがそれ以上にライバルの数が桁違いに多いので確率としてはどうしても低くなってしまう
一方で店頭抽選は1店あたりの足数は少ないものの、Webよりライバル数がグッと減るので当選確率としてはWebより遥かに高くなると言えるだろう
特にNIKE SBシリーズのようにスケボーショップが主な販路である場合は絶対に店頭をオススメする(スケボーショップのWeb抽選は人気モデルであればほぼ1%未満の当選率ではないだろうかというぐらい当たりません・・・)
但し店頭抽選にはドレスコードと呼ばれる店側が指定したスニーカーを履いていないと並べなかったり、そのお店の独自ポイントがXXポイント以上ないと並べない等、そもそも抽選申し込み自体のハードルがWeb抽選より高いので、例えば競争率の低い通常販売されるようなスニーカーはそういった店頭抽選を実施しているお店を選んで買い物しておく等の下準備が必要である
条件無く店頭抽選申し込める店舗もあるにはあるので初心者はそういったお店を狙おう
店頭抽選の当選率はスニーカー系Youtubeチャンネルの並び動画でよく取り上げられているので詳細はそちらを参考にして頂きたい
当選率を上げる方法その2 特定の小売店の顧客になる
前述のポイントを貯めるとほぼ同義にはなるのだが各小売店はこれまでの購入金額で会員がランク分けしているところがあり、そのランクを可能な限り上げておく方法だ
ショップによってはこのランクによってWeb抽選の当選率が変わる(要はランクが高いほど当選率が上がる)ことを明言している
但しこれもSNS等をみている限り最高ランクだから劇的に当選率が上がるかというとそうでも無さそう、というのが実態のようだ・・・
とはいえショップが明言している以上多少の確率調整は行われているのは間違いないので、お目当てのショップで定期的に買い物し、気付いたらランクが上がってたという状態になっているのが望ましいだろう(ランク上げる為だけに不要なものを購入するのは本末転倒なのでオススメしない)
当選率を上げる方法 番外編 リストックを拾え
これは抽選に外れた後の話なので当選率を上げる方法ではないのだが、購入率を上げるという意味でリストックを狙うのは非常に有用だ
特にSNKRSのリストックは(超人気モデルを除いて)かなりの確率で発生する
狙い目は発売日当日の午前中である
なんで発売日当日の午前中が狙い目なの?
これはSNKRSのキャンセルシステムが大きく関係している
SNKRSは基本的に9時から抽選・販売開始が殆どだが、実は当選後30分以内であればキャンセルが可能なのである
抽選には多くの転売屋が参加しており、彼らは発売直後の二次流通の相場も同時に見ていることから、
プレ値がつかない(もしくは儲けが殆どでない)と判断すればすぐさまキャンセルし、逆に一定のプレ値がつけばホールドといった行動をとる
このキャンセル分が発売日当日の午前中は頻繁にリストックされるので、落選しても諦めずリロードし続けると拾えることは珍しくない
ただ、いつりストックされるかなんて分からないので暫くPCやスマホに張り付きが必要になってしまうという労力は掛かってしまう
それでもやっぱり当たらない 〜二次流通という選択肢〜
一定確率を上げる手段はあるものの、どうしても欲しかったスニーカー当たらないなんてことは日常茶飯事である
そこで一つの手段となるのが二次流通を活用するという手である
中でもSNKRDUNK(スニダン)は国内で圧倒的な在庫数・流通量を誇っており、直近発売したものについては相場も安定しているのでオススメだ
最近は全体的にプレ値も落ち着いてきているので、抽選や並びの手間を手数料だと思えば決して悪い選択肢ではないと筆者自身は考える(勿論一次で買えるに越したことはないけどね)
スニダンについては以下で体験談交えて詳細を記事にしているので是非併せて読んでみてくださいね
二次流通で買う人がいるから転売屋が買い占める
転売屋が買い占めるから一次流通で買えない
何とも皮肉な話ではあるがこればかりは割り切るしかないのかなと、、
まとめ
- 筆者の2022年のスニーカー当選率は約10%弱
- 人気モデルであれば複数抽選はやった方が良い(但し人気モデルとなるか否かの見極めは重要)
- 当選率を劇的に上げる方法は無いが店頭抽選や会員ランクを活用することで一定確率を上げることは可能
- 二次流通も一つの手段として考えておく
正直2023年になってから明らかにスニーカーブームの勢いは落ちていることもあり、
2023年のスニーカー抽選を取り巻く状況や当選率は大きく変化していくのでは無いかと筆者は推測している
2023年の実績もデータが集まったタイミングでまた改めて皆さんに共有したいと思う