- ファッションの系統は一つに絞った方が良い?
- そもそもファッションの系統にはどんなものがある?
この記事ではそんな疑問にお答えしていきます。
目次
ファッションの系統は一つに絞るべき?
結論から言うとファッションの系統は一つに絞った方が良いです。
特に初心者は絶対に絞った方が効率が良いです。
その理由や、そもそもメンズファッションにはどんな系統があるのかお伝えしていきますね
ファッションの系統を一つに絞るべき理由
ファッションの系統を絞るべき理由は以下の3点になります
- 系統は一種のテンプレートであり、テンプレートに沿った服の合わせ方は失敗しづらい
- 系統が定まると見るべきブランドやお店が自然と決まってくる
- 一つの系統を突き詰めることでバランス感覚が養われる
系統と呼ばれるぐらいそのスタイルは世間で認知され着ている人も多いわけですから、その着こなし方法は成熟の域に達しておりテンプレート化されていると言って良いでしょう。
つまり系統には先人の知恵が詰まっているのです。初心者がこれを利用しない手は無いです。
また、系統が定まると自然と見るべきブランドやお店が決まってくるので、どこで何を買うか悩みにくく相性が悪い服を買うリスク対策にもなります
確かに違う系統のお店でそれぞれ服を買って合わせてみるとチグハグになっちゃうことがよくあるかも・・・
系統に嵌め込むような服装は(その考え方に対して)ダサいと感じる人もいるかもしれませんが、何事も先ずは型から入るという考え方も大事ですよ
ファッションの系統は途中で変えても良い?
ストリート系の服装を試してみたんだけどなんかしっくりこないし最近ちょっと飽きて来ちゃったなあ
勿論、飽きたり似合わなければ途中で別の系統に変えることは全然OK
寧ろどんどん変えて経験値を積もう!
別の系統に乗り換えることで今までの経験では触れなかったようなアイテムやバランス感覚、お店にきっと新鮮さを感じるでしょう。筆者はファッションの最大の敵はマンネリだと思っているので、系統を変えることで新しい刺激を取り入れることは重要だと考えます。
また以前の系統での経験を活かしてちょっとハズしを入れてみるのもオススメ。
結果的にこの作業の繰り返しが将来の自身の独自スタイルを作り出すことに繋がりますよ。
あなたはドラクエを遊んだことがあるだろうか?
ドラクエは複数の基本職を経験して初めて上位職に転職できますよね。ファッションの系統も正にこれ
色んなテイストの服、着こなし、ブランドを通ることで自分に似合うもの、似合わないものへの理解が深まります。またそれぞれの系統で自分が好きな部分をmixすることで、最終的にあなただけの系統(スタイル)が生まれるのです。
因みに最初から様々な系統に併行して手を出すと器用貧乏になりがち。結局中途半端なファッションになる可能性が高いので注意
筆者は学生時代重度の厨二病だったので「系統なんてテンプレに俺は収まらないぜ」と言わんばかりに、節操なく色んな系統の店や服に手を出してそれをmixして着ていましたが、今思い返すとお手本が無いので自分の中で正解となる合わせ方やワードローブに揃えるべきアイテムに明確な基準も見出せず、バランスや合わせ方は無茶苦茶。結果的に今のスタイルを確立するまで随分遠回りしてしまったなと感じています・・・。
ファッションの系統にはどんなものがある?
では具体的にファッションの系統にはどんなものがあるのでしょうか?
ファッションの系統は細かく分類すると無数にあります。
系統は時代と共に新しく生まれては消えていくを繰り返していますので常に変化していると言って良いでしょう。そんな水物のようなファッションの系統ですが、メンズファッションには絶対的に変わらない基本の系統が二つだけあります。
それがドレス(フォーマル)とカジュアルです。
それぞれの定義は以下の通り
「ドレス」とはスーツスタイルのことです。テーラードジャケットやスラックスやシャツや革靴などを指します。またシルエットは細身が基本、配色はモノトーンが基本です。礼服やビジネススーツスタイルを連想すれば間違いないでしょう。カッチリとしていて緊張感のある大人っぽいスタイルですね。
引用元:https://mensjoker.jp/mb/3459
カジュアル系ファッションとは、格式張っていないリラックス感のあるファッションのことです。
Tシャツやデニムパンツ、スニーカーなどのアイテムがカジュアルに分類されます。
カジュアルは、「casual」という「くだけた」や「何気ない」などの意味を持つ英語が語源となっています。
誰でも着やすいファッションスタイルなので、トレンドアイテムが毎シーズンたくさん登場するところが特徴的です。
引用元:https://jemiremi.com/blogs/feature/column_007
カジュアル系ファッションは、主に休日やリラックスしたいシーンで着ることが多いファッションスタイルです。
メンズファッションは系統毎に細かい差はあれど、全て系統はこの二つをベースとしてその上に成り立っていると言えます。先ずはここまで一般論の基礎知識として頭に入れておきましょう。
ここからは筆者の私見も交えて解説していきます!
系統の成り立ち
メンズファッションにはドレスとカジュアルの二大基本系統があることは分かったと思います。
ここから雑誌やSNSで見かける系統はどうやって生まれるのでしょうか?
先ずドレスとカジュアルの関係性にシルエットの要素を加えて簡単な図にしてみました。
左が最もカジュアル(便宜上部屋着にしました笑)。右が最もドレス、つまりフォーマル。
更に縦軸にシルエットの要素を入れました。上に行けば細身、下に行けば緩めシルエットという見方になります
メンズファッションの系統は無数にあると言いましたが、基本的にこの図中でどこに位置するかでほぼ説明がつきます。但し系統を語る上でこの図に無いもう一つ重要な要素があります。
それがカルチャーです。
上記を踏まえて系統を公式化するとこんな感じ
上図のどこに位置するか × カルチャー = ◯◯系
この公式を使ってメディアやインフルエンザーが「○○系が今20代を中心に流行ってる!」と名前を付けて煽ることで新しい系統が生まれるわけです
例えば今流行りの韓国系とストリート系をざっくり上の公式に当てはめて表現するならこんな感じでしょうか?
2020年代メインストリームのファッション系統
最新のメンズファッション系統の代表例を挙げるとこんな感じ
系統名 |
---|
ストリート |
韓国 |
モード |
トラッド |
アメカジ |
コンサバ/シンプル |
現在のトレンドど真ん中はストリートと韓国。この二つが二大勢力と言って良いでしょう。
ストリート系ブランドの雄Supreme
韓国系セレクトショップALAND
この二つはトレンドど真ん中ということで10〜20代の若々しいイメージが強いです。
逆にモードを除くそれ以外の系統はトレンド要素が薄く定番の系統なのであまり人や年齢を選びません
上記はあくまで代表例。この中で更に細かく枝分かれしていたり、組み合わせてmixしたり、カルチャーと紐付いて発展することで無数の系統が存在するわけです
尚、モードは特殊で一言で説明できない為、この場での詳細な解説は割愛します。
以下記事でモード系ブランドを多数扱うECショップ、マッチズファッションについて紹介しているので興味がある方は是非読んでみて下さいね
以下記事ではストリート系ブランド代表のSupremeの購入品レビューをしています
ストリートと切っても切れない関係といえばスニーカー
ナイキスニーカーの購入品レビューは以下記事にてどうぞ
ファッション系統の選び方
何となくどんな系統があるかは分かったけど、具体的にどの系統を選んだら良いのか全然わからないよ・・・
ファッション系統は以下をポイントに選ぶと失敗が少ないよ!
- 自分が直感で格好良いと思うスタイルの系統を選ぶ
- 憧れの芸能人やミュージシャン、インフルエンサーのスタイルから系統を選ぶ
- 自分の好きなカルチャーと深い結びつきのあるスタイルから系統を選ぶ
もし上記ポイントででピンと来るものが思い浮かばない人はコンサバ/シンプル系がオススメです
なぜならこの系統が一番ニュートラルだし万人に似合う。
そして何よりモテる(但し個性やファッション的な遊び要素は薄めです)
コンサバ/シンプル系を試してみるのであればCOSというブランドがオススメ
COSについてはこちら↓の記事でも詳しく触れているので気になる方は読んでみて下さい
まとめ
今回の記事のまとめです
- ファッションの系統は一つに絞った方が効率的にセンスを身に付けることが出来る
- 途中でファッションの系統を変えるのはOK。寧ろどんどん変えて色んな系統を経験した方が良い(但し同時並行はオススメしない)
- どのファッション系統が良いのか決められない人は先ずはコンサバ/シンプル系がオススメ
コンサバ/シンプル系ファッションと相性抜群な腕時計は以下記事↓で紹介しているのでこちらも読んでみて下さいね